
私の場合、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりがちでした。しかしバーチカル手帳では就業時間に線を引くことで「ここからここまでが仕事」と明確化できるようになりました。

その結果オンオフの切り替えがスムーズになりました。また余白部分にはタスクやメモを書き込むこともできるため、自分だけの使い方が広がります。
・時間管理がしやすい:1日の流れを時間単位で把握できるため、予定の調整がしやすくなります。
・仕事・プライベートを両立しやすい:仕事の予定とプライベートの予定を区別しながら記入できます。
・振り返りが簡単:過去の予定を見返して、時間の使い方を分析できます。

私は、24時間の時間軸が表記されているタイプを使うようになってから、睡眠時間も確保できるようになりました。
2.初心者におすすめ!基本的な書き方
① 予定を時間ごとに記入する
バーチカル手帳では時間軸があるため、具体的な予定を書き込むだけで1日の流れが一目瞭然になります。
例えば、「9:00~10:00 会議」「18:30~19:30 ジムで運動」といった具合です。これによって空き時間も把握しやすくなり、「隙間時間」を有効活用するアイデアも浮かびます。
② 就業時間に線を引く
仕事とプライベートの境界線を引くことでメリハリある生活が実現します。
私は赤線で就業時間を区切るようになり、それ以外の時間帯には趣味や家族との予定を書き込むことで充実した毎日が送れるようになりました。
③ 矢印を使って所要時間を可視化する
例えば「9:00 → 10:30」と矢印で示すことで、一目で所要時間がわかります。この方法は特に移動時間や準備時間を書き込む際にも役立ちます。
特に、移動時間やオンライン会議の準備時間もあわせて記入しておくと、予定がズレたり余裕がなくなったり、が回避できます。
1分ごとに書く必要はありませんが、準備の時間をみておくことをおすすめします。

私は、オンライン会議が多いです。開始10分前にはオンラインに参加します。
開始前の準備時間も、スケジュール帳に記入しています。
3.タスク管理を仕事で活用する
バーチカル手帳は、スケジュールを管理するだけでなく、仕事の効率化にも役立ちます。
特に、タスク管理に活用することで、やるべきことを整理し、時間を有効に使えるようになります。
「タスク管理」の「タスク」とは?
「タスク(task)」とは、「やるべき作業や仕事の最小単位」のことです。この言葉はラテン語の「taxare」(評価する)からきており、後に古フランス語の「tasque」(義務)を経て、英語の「task」になりました。
日本では1990年代からコンピューター用語として広まり、今では「作業」の意味でも使われています。「タスク」として仕事内容として使うことも、一般的になってきました。
タスク管理の方法
① タスクリストを作成する
タスク管理の基本は、やることをリスト化することです。バーチカル手帳の余白を活用し、「今日やることリスト」を作ってみましょう。
今日のタスク:
□メールの返信
□会議の資料作成
□取引先に連絡
タスクが終わったら頭の□チェックを入れると、完了したことがすぐにわかり、達成感を得ることができます。
タスクの書き方としては、ひとつのことをできるだけ短く箇条書きで各故ことです。自分がみてわかればよいので、言葉を略しても構いません。
② 締め切りを強調する
タスクの中でも、特に期限があるものは目立たせる工夫をしておくと、仕事が効率的に進みます。
締め切りを強調させる方法
・重要なタスクは、赤色で書く
・締め切りは、マーカーで強調する
・優先順位を決めて、番号をふる

バーチカル手帳を使って、仕事のタスク管理をすると、ミスが減りました。タスクは、約30分でできる仕事量を意識して書いています。
4.プライベートでも活用する
バーチカル手帳は仕事だけでなくプライベートでも活躍します。

私は休日には「読書10分」「散歩30分」など自己投資のための活動を書き込み、その結果習慣化につながりました。

また、その日の気づきを余白部分にメモすることで、自分自身へのフィードバックにも役立てています。
プライベートでのバーチカル手帳の使い方
使い方 | 内容 |
---|---|
ライフログ | その日の出来事を振り返る。食事内容や運動記録など。 |
趣味・家族の予定管理 | 趣味の時間、習い事の時間、友達や家族との予定、などを色分けして書く。 |
旅行計画 | 余白に持ち物リスト、お店の情報などを書く。時間軸には電車の時間や場所、ホテルのチェックインの時間などを書く。 |
「ライフログ」の「ライフ(life)」は「人生」、「ログ(log)」は「記録」です。「自分が生活してきた記録を残す」という意味です。
バーチカル手帳を使って、自分だけの記録を残しておくことができるのです。

大きな出来事ばかりを記録するだけでなく、小さな気づきを書いていくと、後から思い出します。

例えば、「春先の散歩。見慣れない花をパプる。「ほとけのざ」という名前。可愛いピンクの花。」と、メモしてました。
予定がない時間帯を有効活用する
バーチカル手帳を書いていると、何も予定がない時間がでてきます。ここに、無理やり何か予定を入れるのではなく、有効活用するための時間として確保しましょう。
① 自己投資のための時間
空いている時間には、読書や資格勉強、運動など、自分を成長させる活動を計画しましょう。
バーチカル手帳に読書の時間を10分でも書き込んで、読書時間を確保することができます。同様に、軽い運動や軽く体を動かす時間も作っていきましょう。
また、資格試験の勉強は、朝の15分や出勤前の10分など、短時間でも時間を確保していくと日々の積み重ねができます。
② 気づきをメモする時間
手帳の余白に、その日の気づきや反省点をメモしておくと、次回の改善点が見えてきます。
バーチカル手帳を効果的に使いこなすと、予定だけでなく、日々の記録も同時に記入できます。

あれもしなきゃ、これもしなきゃ、と、頭の中でごちゃごちゃになっていることも、時間を決めてやると記入していると、日々の習慣として生活の中に取り入れることができました。

私は、起床時間や就寝時間も記入して、生活習慣を見直しています。体重も体脂肪も、理想的な数値に近づけることができました。
5.継続のための工夫
バーチカル手帳を使い始めるときに、とにかく何でも書いてみようと、日々の予定だけで5分刻みに書き込んでしまいがちです。
あまりにもぎゅうぎゅうに書いてしまうと、テンションが下がって書きたくなくなってしまいます。
せっかくバーチカル手帳を使うのですから、継続のためにできる工夫をしましょう。やりやすい部分から取り入れていきましょう。
① 無理なく書けるフォーマット作り
最初から細かく書きすぎず、自分に合ったペースで記入しましょう。私はスタンプやシールを使うことで楽しく続けられるよう工夫しました。
② 週末振り返りタイム
毎週日曜日には1週間分の行動ログを振り返り、「どこが改善できるか」を考える習慣を作ります。この振り返りによって翌週へのモチベーションもアップします。

私は、毎週日曜の午前中を手帳タイムにしています。1週間分の手帳を振り返り、仕事の進め方や目標への道のりを確認しています。

同時に、次の1週間の予定を確認しています。仕事の準備や、出かける予定などをひととりみています。余白に、持ち物のリストや行きたいお店をちょこっと書き込みます。
③ カスタマイズを楽しむ
バーチカル手帳を使う上で、自分ルールをどんどん作ると、書き方に自由さが加わります。その穂とつの方法として、シールやマーカーの多用です。
昨今、ワンポイントのシールやスタンプもあるので、好きなものを好きなように使ってデコレーションして、カスタマイズを楽しむのがおすすめです。
カラーペンやシールでデコレーションすることで、自分だけのオリジナル手帳作りが楽しめます。
例えば「青=仕事」「赤=プライベート」と色分けすると、あとからでも見やすくなります。

まとめ
バーチカル手帳は時間管理だけでなく、ライフログとしても活用できる万能ツールです。
本記事で紹介した基本的な書き方と活用法を実践することで、初心者でも簡単に使いこなせます。
次のステップとして、自分に合ったカスタマイズ方法を探求しながら、さらに楽しい手帳ライフを過ごしましょう。あなたの日々がより充実したものになります。
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